仙台 ・ 泉ヶ岳ミーティング chronicle

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とうほく自動車フェスタ

こんにちは
管理人の天野啓太郎です。
昨日夢メッセで開催されました「とうほく自動車フェスタ」へ行ってまいりました。

今回は昔の輸入車フェアのような各ディーラーの展示会ではなくトヨタさん肝いりの
マジな自動車イベントでした。
歴史コーナーから
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ベンツ三輪車。
正式名称はベンツ・パテント・モトールヴァーゲンと申します。


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これはレプリカですがすばらしいコンディションでした。
単気筒エンジンを水平に搭載しておりました。ベルトなどで駆動形式は複雑怪奇。どうもデフが装備されていたようですね。それにしてもでかいフライホイール。
トヨタさんは、以前ヴィッツのセダンにベルタ(カールベンツ婦人の名)を付けてましたから、ベンツへのリスペクトは相当あるのでしょうね。

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パナール・ルヴァッソールです。
1906年式ですが、すでにFRのレイアウトを取っておりました。しかし全長が3.7メーターで車両重量が1300キロ、排気量は3300CCもあるんですが、15馬力です。かなり優雅な走りだったでしょうね。

パナールは戦後は高級車の製造から撤退し、オールアルミの大きなボディーを持ちながら、エンジンはわずか850CCというディナなどの車を発売して異彩を放ちました。結局最後はシトロエンに吸収され1960年代に姿を消します。パナールブランドのシトロエン同型車があったことはフランス車ファンの方でしたらご存知かと思います。
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フォードT型です。おしゃれなグリーンの2ドアクーぺで二人乗りです。ヘンリーフォードが「顧客は好きな色を選ぶことができる。ただし、黒に限るが」といったとかいわなかったとかのフォードTもさすがにこの最終型では、色を3色オプションで選べたのだそうです。

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ブガッティータイプ57(たぶんアトランテ)です。
1934年から41年まで700台あまりがラインオフされただけの、とても貴重な車です。もっとも有名なのはアルミボディーが架装されたクーペアトランティクで、これは数十億円で取引されたこともあるという国宝級の車です。

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トヨタAA型ですね。これはレプリカですが、海外からの技術に頼るメーカーが多い中独自技術で行くと決めてトヨタがはじめて作った乗用車です。エンブレムも和風なのが面白いですね。
この車は80年代にトヨタがAA型を探したが見つからないため、当時の仕様を忠実に再現して1986年に完成させたものだそうです。
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こちらは50年代のトヨペットSA型。鋼板バックボーンフレームに4輪独立サスという。フォルクスワーゲンビートル辺りに範をとったような車(なぜかFRですが)です。当時の日本の悪路は半端じゃないんで、4輪独立の足回りが不評で少量生産にとどまったそうです。

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さて、トヨタの独自路線がようやく結実するのがこのクラウン(RS型)です。排気量は1500CCで最高速度は100キロ。SA型で失敗した独立サスは改良を重ね悪路でも耐えられるように改良、リヤはリジットですが、タクシーなどの厳しい扱いにも耐えられるレベルとなりました。
この車は本当にすばらしいコンディションでした。

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トヨタ2000GTです。ただ、これは普通の2000GTではありません。
よく見てください。屋根なしオープン。2000GTにオープンなんてあったのか。もちろんないです。これはトヨタが「007は二度死ぬ」のなかに登場させるために特別に作ったスペシャルカーなのです。
ジェームスボンドが運転していないので正式にはボンドカーではないそうですが、準ボンドカーといったところでしょうか。
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さて2000GTの弟分といえばこれ。
トヨタスポーツ800です。パブリカの空冷800CCのフラットツインにツインキャブ。
45馬力しかありませんが、車両重量もたったの580キロだ。最高速度155キロを誇りました。
この「ヨタハチ」の美点は燃費が抜群に良いことで、ものの本によれば、レーシングスピードでも恐ろしく燃費がよろしいので、耐久レースに強かったとか。
現代にもこういう車、よみがえらせてくれませんかね。

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トヨタスポーツ800の華奢なドアハンドル。雨じまいは大丈夫なんでしょうかね。

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さて、こちらは初代セリカですね。
GTじゃなくてSTなのが泣かさせますね。
このセリカ、当時「フルチョイスシステム」というエンジン、ミッション、外装、内装を選べるシステムが導入されておりました。画期的だったのだけど、DOHCのGTは対象外で、GTが人気があるもんだから、結局システムが廃止になったという経緯があるのだとか
詳しくはこちらご覧ください。
http://www.space2.jp/c-collection/list/no11/index.html

しかしかっこいいカタログですね。

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こちらはトヨタソアラ2800GTです。
当時2800CCのツインカムエンジンを搭載した高級パーソナルカー。

さてここで思ったのですが
高級パーソナルカーといえば。
いすゞ117
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ソアラって。ライオンみたいなでプジョーに似たようなエンブレムなんですが。
これがモチーフだったりして。
こちらは和風で唐獅子です。かっこいいな。
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続く。
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by sendai-isme | 2012-07-29 10:41 | 2012 クロニクル

2012/07/08  第76回 仙台 ・ 泉ヶ岳ミーティング

今回から仙台 ・ 泉ヶ岳ミーティングクロニクルブログ担当いたします
ハンドルネーム「天野啓太郎」と申します。

一応イズミー開催当初から参加はしておりましたが、最近はめっきりご無沙汰しておりました。
先代のもときちさんには,車知識も写真技術もはるか及びませんが以後よろしくお願いします。


あいにくの雨に見舞われました仙台 ・ 泉ヶ岳ミーティング,参加台数はやや少なかったですが,
素敵な車がたくさん集まりました。

さて本日私が勝手に選ぶ一台は

これですね。

トヨタバブリカ。

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なぜかって,いやそりゃもう。

親父の一番最初のマイカーだからです。(爆)

しかもこれはただの,パブリカではありません。

トヨグライドです。
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トヨグライドとは,トヨタが,アメリカGMの半自動式ATパワーグライドを模倣して開発。
トルクコンバーターのスリップを利用して,2速固定で,高負荷時は手動で1速に切り替える
というものだったようです。
http://www.jsae.or.jp/autotech/data/8-1.html

トヨタはこれ商用車にも搭載していたというのですから,かなりイージードライブに
熱心だったのですね。
ちなみにトヨグライドはトヨタ2000GTにも搭載されておりました。


続いては,ロータスエラン。

きれいなライトブルーのオープンのエランに加え,イエローの+2も参加しておりました。

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さらにはいすゞエンジンを搭載した世界最高のFFハンドリングマシンニューエランも
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さて続いては
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フェアレデー1500 SP310ですね。
フェアレディーじゃないですよ。「フェアレデー」ですよ


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こちらの肝は,この3人乗り横向きシート。
2人よりは3人乗れたほうがいう配慮だったようですけど、
モデル末期で2人乗りになってしまいました。

当日は女の子が乗ってましたけど,泉ヶ岳までの道すがら酔わないか心配ですね。

フェアレデーはもちろん映画「マイフェアレディー」から取ったネーミングですが,
このころのフェアレデーはもともとダットサントラックをベースに、
はしご型フレームを補強したシャーシにリヤは、リーフリジットの足回りでしたので,
おそらくかなりじゃじゃ馬だったはず(特に2000はすごいらしい)なので,
じゃじゃ馬をレディーに仕立てる映画のストーリーに実にマッチしたネーミングだと思います。


その想いはZで結実して,めでたくレディーになったわけで。
(なかなか良くできた話ですね。)

でもこの古き良きモデルも美しいですね。


さてこちらは360モデナチャレンジでしょうか
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総アルミボディの新世代フェラーリ。
アルミボディーはアメリカアルコア社の技術を活用したものです。
フェラーリはこのアルコアと共同工場まで設立しているんですね。

http://jp.autoblog.com/2011/08/15/how-to-build-a-ferrari-458-italias-body-frame/


ちなみにアウディもこのアルコアと合弁でボディーを製造しています。

クロモリフレームに手たたきアルミ,たっぷりのスプレーパテでお化粧して、
それを磨きだしてボディーラインを出していたいたマラネロの「工芸品」,「民芸品」とは
もう別物ですよね。

お帰りの際のエクゾーストノートは山の中にこだましておりました。

さて今度はトヨタデートカーの系譜を
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トヨタセリカLBGTです。

LBはリフトバックの略です。(正しい英語なのかどうかかなり疑問ですけど。)
クーペのセリカとはまったく別のかっこよさ。ちょっとアメ車入ってますけど。

さて続いては

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バブル絶頂期の究極のデートカー
トヨタソアラです。
しかもこいつが普通のソアラではありません。

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電動オートトップを備えたエアロキャビン限定500台の貴重な車です。
おそらく新車で500万円はくだらなかったのではないでしょうか。
(余談ですが、この車を見た私の友人はこの車が現役バリバリのころ女子大生だったため
「よく乗せてもらった」とおっしゃっておりました。やはりデートカー伝説は本当だったのですね。)

続いてはマツダ

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一見なんの変哲もない、マツダファミリアなのですが、これがなんと

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無限大マークのスポーツグレードアンフィニです。
これまた限定車で現存数もかなり少ないのですが、奇跡のドノーマルで
某所からサルベージしてきたとのオーナーさんのお話でした。

アンフィニといえば、かつてマツダの1ブランドネームだったわけですが、
実は当初、グレード名だったんですよね。軒を貸して母屋をとられるというかなんというか。


さて続いてはドイツ車を少々

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BMW2002ターボです。

これは私としては。「ビーエムダブリュ」ではなく「ベーエムベー」と
発音したくなる時代のBMWですね。
2002は今で言えば3シリーズクラスの車ですが2002はこの2000CCの
エンジンにターボチャージャーをドッキング、量産車初のターボカーとして、
最高出力170馬力を誇りました。
この鏡文字のステッカー、どこかの国のスポーツセダンが思いっきりマネしておりましたが、
これがオリジナルなんですね。

それにしてもすばらしいコンディションでした。

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最後にメルセデスベンツW111です。

メルセデスベンツ初期のビックセダンですね
キャデラックなどに影響を受けたとされる、テールフィンが特徴です。
貴重な宮城シングルナンバーなのですが、本当に刻まれた歴史を感じさせるすばらしい車です。


さてさて、ご紹介したい車はまだまだあるのですが、又の機会にさせていただきたいと思います。
つたない文章で恐縮ですが、間違いなどありましたら、ご指摘いただければと思います。


次回は好天に恵まれますように。
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by sendai-isme | 2012-07-11 23:29 | 2012 クロニクル